墓参者をやさしく迎え入れる霊園休憩所

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霊園にお墓参りに来た人のための休憩所です
気楽に入れるように、大きさを住宅規模に押さえ、喫茶店や、レストランをイメージして設計しました
柱を林立させて側廊とし、複数の家族が場を作れるようにしました
円い窓は西を向いていて、仏教徒にとっての西方浄土からの光を印象的に取り入れます
窓の中にも柱を立てて、壁の中にも柱があって建物を支えていることを暗示させています
サービスカウンターも床と同じ石を貼りました
白い壁はフランスの漆喰、天井は珪藻土塗り
左の壁の後ろは湯沸かしコーナー
南側は全面ガラスとし、広々とした霊園を切り取ります
回廊風の奥にはトイレがあります
男子トイレ
正面をガラス張りとし、植栽が終わると緑が安らぎをもたらします
洗面のボールとカウンターはガラスとステンレス、壁と床は御影石張り
回廊から正面入り口側を見る
トイレ側の入り口
すっきりした外観にするために、壁を立ち上げて、瓦が見えないようにしてあります
屋根はスパニッシュ瓦
南側正面
左側が休憩所、右側の白い壁の奥がトイレ
中が適度に見えるので、安心して利用できます
霊園の入り口方向を見る
舗装は石畳(ピンころ石)にして、親しみやすいようにしました
シンボルは御影石の球をステンレスワイヤーで吊り、永遠の振り子をイメージしました
外壁もフランスの漆喰で、CO2と結びついて時と共に強固になって行きます
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